ストレスチェック制度 (平成27年12月1日施行) により、 常時使用する労働者が50人以上の事業場においては、 1年以内ごとに定期に1回のストレスチェックの実施が義務付けられ、制度施行から1年となる平成28年11月30日までに、初回のストレスチェックを実施する必要があったところです。
　香川労働局では、 同制度の周知と実施状況を把握するため、 平成28年8月、香川県下の労働者50人以上の1,079事業場に対して自主点検を実施したところ、 回答結果は以下のとおりでした。
(760事業場から回答、 回答率70.4%)

・平成28年8月末までに既に実施済、 330事業場 (30.6%)
・平成28年11月30日までに実施見込み、395事業場(36.6%)
・実施の予定なし、35事業場(3.2%)

・費用がかかる(7件)
・ストレスチェックの具体的なやり方がわからなぃ (6件)
・産業医の協力が得られない (5件)

・自社で選任している産業医、438事業場(57.6%)
・外部機関に委託、281事業場(37.0%)
・未定、未実施、41事業場(5.4%)

　平成28年12月末現在で香川労働局がストレスチェック実施状況を確認したところ
 (対象は1,022事業場、 8月調査で50人未満と判明した事業場を除外したもの)
・実施済事業場数は468、実施率は45.8%でした。
　この結果をふまえて香川労働局では県下の労働基準監督署を通じて実施状況の確認を行うとともに、あらゆる機会を捉えてストレスチェック制度の導入定着を図るよう働きかけていく方向です。



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