- HOME >
- パワハラにならない部下指導のポイント
パワハラにならない部下指導のポイント
パワハラとすぐに言われる時代になりました。
実際、ハラスメントという言葉を聞くことが多くなってきました。
指導する立場の人からすると、少し指導しただけですぐにハラスメントと言われてしまうのではないかと萎縮してしまうという相談をよく受けます。特に部下を叱るのが難しいと感じられる管理職が増えてきたようです。
確かに叱るのはとても難しいです。特に難しいのが、自分自身がイラッとして怒っているときです。そのような時に部下に指導するとかなりの確率で、パワハラだといわれかねない懸念があります。
では、自分自身が怒りを感じた時、パワハラだといわれずにうまく叱るためにはどうしたらよいでしょうか?
☆一つのポイントとして、イラッとしたときに一度席を離れてトイレの個室に入るというものがあります。
これは、心理学的にはタイムアウトという技法で、今おかれている環境からいったん自分を切り離すことになります。怒りにかまけて指導してしまうと、どうしても余計なことを言いがちです。そうではなくいったん自分自身をクールダウンし、その後冷静に行動だけを指導することが、ハラスメントと言われない指導のコツになります。
またハラスメントと言われないだけではなく、冷静に一度検討してから指導するため指導効果も高くなるというメリットもあります。
イラッとしたとき、ぜひ一度試してみてください。