日本の職場のメンタルヘルス対策は最下位?

 ある調査結果によると・・・。
デンマークに本社がある製薬企業「ルンドベック・ジャパン」が2014年2月に世界16カ国1万6千人に行った調査によると、日本の職場でのメンタルヘルス対策は最下位であるという調査結果が発表されました。

 具体的に内容をご紹介いたします。
もし同僚がうつ病だと知った時にした行動は?

・自分が何か役に立てることはないかと尋ねた割合。
メキシコが67%と最も高く
日本が16%と最も低かった

・逆に何もしないと答えた割合
日本が40%と最も高く
 メキシコ・中国が4%と最も低かった。

うつ病の社員に会社が行っているサポートについて・・・。
・うつ病の社員に会社が行っているサポートについて、どの程度満足しているか?
と質問したところの結果は下記のとおりです。
デンマークが74.4%と最も高く
日本では満足していると回答した割合は21%と最も低くかった。


 あくまでも調査結果の一部ですので、これを持って日本のメンタルヘルス対策が全く駄目だということはできませんが、日本では少し他の国と比較してメンタルヘルス対策が後手になっているということはできるかもしれません。
 職場のメンタルヘルス対策は、リスクヘッジという意味もありますが、生産性の向上からくる業績向上の一つの手段でもあります。
 ストレスチェック義務化を通じて、日本のメンタルヘルス対策が向上するとよいなと考えております。

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