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幸せな出来事でもストレスになります
「一見幸せそうに見えることでもストレスになります」とお伝えすると驚かれる方が多いです。ストレスとは変化そのものです。
企業内で相談を受けた例として、以下のような相談者の方がいました。
例)30代前半男性
・結婚し転居した。
・同時期に昇進があった。
この方は「周囲からも順風満帆、幸せの絶頂だねと言われ、自分もそう思うのですがどうも体調が悪いのです」とおっしゃっていました。
お話を聴いていて、「これだけの変化があられたんですね。変化はストレスということをご存知でしたか?」とお話しすると、とても驚いておられました。
この方は、ご自身を振り返りストレスマネジメントに努めることで体調が回復していきました。この例でもそうなのですが、ストレスとは悪い出来事と思いがちなのですが、結婚や昇進といった一般的にめでたい事でもストレスになりうるのです。そのことを知らないと自身に過度なストレスを与えることもあります。
「変化イコールストレスですよ」と管理職の方にお伝えすることも多いです。
それは、部下の変化に気づく際に、なにかライフイベント(めでたい事も悪いことも両方含む)があった部下の方は特に気を付けなくてはならいからです。
ご自身のため、また部下や同僚の変化に気づくためにも、ストレスとは変化であるということを覚えておいていただければと思います。